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製品情報

SuperMap GIS 6シリーズ

SuperMap Deskpro 6 の機能 (12) 3D

TIN、DEMなどの3Dモデリング、それらに基づく3Dビューの表示、さらに3Dビューを使った3D解析機能などを提供します。

TINの生成

TINは、「不規則三角形メッシュ(Triangulated Irregular Network)」の略称です。地表面を不規則な三角形に分割し、その頂点の標高値(Z値)で地形を表現するモデルです。ポイントデータセット、3Dポイ ントデータセット、ラインデータセットから作成できます。

TINの生成

等高線(ラインデータ)からTINを生成

DEMの生成

DEM(Digital Elevation Modals)は、数値標高モデルであり、標高を表現するDTM(Digital Terrain Models)の一種です。DEMデータセットは、ラインデータセット、ポイント・ラインデータセット、TINデータセットから変換して生成します。

ポイント、ラインデータセットをDEMに変換

ポイント(極地点)、ライン(等値線)、ポリゴン(湖沼)からDEMを生成

3Dモデルの表示

SuperMap Deskpro 6 では、DEMデータセットやTINデータセットなどから、下の図のような3Dビューを作成し、3Dモデルを表示できます。

TIN・DEMから生成した3Dモデル

左:TINデータセットによる3Dモデル表示 右:DEMデータセットによる3Dモデル表示

ポリゴン等の重ね合わせ

3Dビューに、ポイント、ライン、ポリゴンなど、他のデータセットを重ね合わせることも可能です。ポリゴンを重ね合わせる場合は、基準標高・頂上標高を示す属性フィールドを指定します。周囲と頂上部にテクスチャ画像を貼り付けることも可能です。

3D貼付図のパスを指定

3Dモデルへのテクスチャ画像の貼付

3Dモデルの操作

3Dモデルは、下の図の「3Dツールバー」により、回転、移動、ズーム、復元などの操作を実行できます。

3Dツールバー

浸水シミュレーション

浸水標高、レイヤー数、表示間隔などを指定して、水が浸水標高まで浸水する様子をシミュレーションする機能です。

浸水シミュレーション

飛行シミュレーション

飛行ルートを設定し、飛行する様子をシミュレーションする機能です。飛行ルートには、作成したラインオブジェクトを XMLファイル(SuperMap Line XML File,*.sml)に出力したものを使います。標高は、海抜からの標高、3Dモデルの地表面を基準とした標高のいずれかを指定できます。

飛行シミュレーション

レンダリングのレベル

3Dモデルの表現方法を、下の3種類のいずれかから選択できます。

3種類のレンダリングレベル

左:ポイントレンダリング 中:ラインフレームレンダリング 右:全体レンダリング