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製品情報

SuperMap GIS 6シリーズ

SuperMap Objects 6 の機能 (1) コアコンポーネント

コアコンポーネントは、データの編集やマップの表示・操作などGISの基本的な機能を実現する、必須のコンポーネントです。コアコンポーネントには、次の8つのコントロールが含まれています。

コントロール 内 容
ワークスペースコントロール SuperWorkspaceコントロール データの管理や処理を行います。
マップコントロール SuperMapコントロール マップの表示、操作、編集などに使用します。
ワークスペースマネージャーコントロール SuperWkspManagerコントロール さまざまなリソースをツリー構造でわかりやすく表示します。
SmxLockInfoコントロール SmxLockInfoコントロール ライセンスキー情報コントロールで、ライセンスキーの授権情報の取得に使用します。
凡例コントロール SuperLegendコントロール マップのレイヤーの凡例を、ツリー構造を用いて表示します。
凡例リストコントロール SuperLegendListコントロール マップのレイヤーの凡例を、リスト形式を用いて表示します。
凡例コンボボックスコントロール SuperLegendComboBoxコントロール マップのレイヤーの凡例を、プルダウンボックスを用いて表示します。
SuperGridViewコントロール SuperGridViewコントロール 属性データ全データを高速表示し、直接修正できます。

SuperWorkspaceコントロール

1つのプロジェクト内の全てのデータソース(soDataSources)、リソース(soResources)、レイアウト(soLayouts)等を統合管理する、「ワークスペース」ファイル(*.smw)を扱うコントロールです。次のような操作を実行できます。

  • CreateDataSourceメソッド :データソースを新規作成するメソッドです。データソースは、ポイント、ライン、画像、DEMなど、タイプの異なる複数のデータをまとめて格納するオブジェクトで、ファイル型とデータベース型があります。
  • Mapsプロパティ :ワークスペースの中のマップの集合を取得します。他にDatasources(データソースの集合)、Layouts(レイアウトの集合)、 Resources(シンボルライブラリなどリソースの集合)、Scenes(3Dシーンの集合)などを取得できます。

SuperMapコントロール

マップの表示、マップレイヤーの管理、マップの操作(拡大・縮小)、マップ編集などに使用します。1つのプロジェクトに複数のSuperMapコントロールを持つことも可能です。次のようなAPIがあります。

  • Connectメソッド :SuperMapとSuperWorkspaceの接続を確立し、開発するGISアプリケーションでマップを表示できるようにします。
  • CenterX/CenterYプロパティ、ViewScaleプロパティ :それぞれ、マップウィンドウの中心点(X座標、Y座標)、表示縮尺を設定または取得するプロパティです。マップは、中心点と表示縮尺が決まれば、一意に表示できます。
  • RotationOptionsプロパティ :マップの回転パラメータを設定または取得します。さらに、Angle(回転角度)、RotateSymbol(シンボルを回転させるかどうか)、 RotateText(テキストを回転させるかどうか)の3つのプロパティがあり、シンボルやテキストをマップと一緒に回転させるかどうかを制御できま す。

    マップの回転パラメータの制御

SuperWkspManagerコントロール

データソース、データセット、マップ、レイアウト、シンボルライブラリ、ラインライブラリなどのリソースを、ツリー構造でわかりやすく表示するコントロールです。

WorkspaceManagerコントロール表示例

SmxLockInfoコントロール

ライセンスキー情報のコントロールで、ライセンスキーの組織名、ユーザー名、タイプ(ローカルキー、ファイル)、ファイルタイプの場合のパスなど、授権情報の取得に使用します。

SuperLegendコントロール

マップウィンドウ内のレイヤー(地図)の凡例を、ツリー構造を用いて表示するコントロールです。マップウィンドウのレイヤーが第1階層、主題図が第2階層、主題図の各設定値が第3階層となるツリー構造で表示されます。

SuperLegendコントロール表示例

SuperLegendListコントロール

レイヤーのタイプに応じたアイコン、レイヤーの名称、管理項目(表示可能、選択可能、編集可能、スナップ可能など)など、マップの凡例を、リスト形式を用いて表示するコントロールです。

SuperLegendListコントロール表示例

SuperLegendComboBoxコントロール

レイヤーのタイプに応じたアイコン、レイヤーの名称、管理項目(表示可能、選択可能、編集可能、スナップ可能など)など、マップの凡例を、プルダウンボックスを用いて表示するコントロールです。

SuperLegendComboBoxコントロール表示例

SuperGridViewコントロール

属性データの表示に使用します。通常属性データはレコードセット形式(テーブルフォーム)で表示され、開発言語が提供する Grid コントロールで順番に表示し、修正等を実行できますが、速度は比較的遅くなります。 SuperGridViewの使用により、レコードセットの全データを高速表示し、直接修正できます。