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2020.10.30

SuperMap iDesktopX 10i(2020) リリース

AI技術、ブロックチェーン技術を取り入れた、DX時代のデスクトップGIS『SuperMap iDesktopX 10i』のバージョンアップ版をリリースしました。

『iDesktopX』は『iDesktop(.NET)』とは別製品として新たに加わったSuperMapデスクトップGIS製品です。Javaプラットフォームで動作するクロスプラットフォームGISアプリとしてWindows版とLinux版のパッケージを提供します。Pythonライブラリを利用した機械学習(画像認識の各種機能)、ARマップ等の最新技術とGISを融合した新しい拡張機能をオプション追加できます。プログラムのカスタマイズは、Pythonスクリプト言語による拡張開発とJava言語による拡張プラグイン開発をサポートしています。当バージョンでは、新たにブロックチェーン技術を取り入れた属性、空間検索、主題図作成機能を追加するなど、従来のバージョンから機能を強化しています。既存の『iDesktopX』のライセンスで無償でアップグレードいただけます。

なお、他のSuperMap製品につきましても、順次『2020』版をリリースいたします。

SuperMap iDesktopX 10i(2020) 主な新機能

SuperMap iDesktopX 10i(2020) では以下のような新機能を追加しています。

ブロックチェーン

  • 空間ブロックチェーンにデータセットを作成する機能を追加し、空間タイプと属性構成が一致するブロックチェーンデータを管理することができます。
  • データベース型データソースにFabricエンジンを追加し、Hyperledge Fabric空間ブロックチェーンデータソースを開くことができます。
  • UDB/UDBXのデータセットとShapeデータを空間ブロックチェーンに取り込むことができます。

機械学習

  • 道路面撮影の画像から道路破損箇所検出する機能を追加しました。
  • サンプルトレーニング管理機能を追加し、物体検出と画像分類のモデルトレーニング用のサンプルライブラリを提供できます。
  • 画像分類ツールを新規追加しました。

マップ移行

  • File Geodatabase、Personal Geodatabase等のジオデータベースのインポートをサポートします。
  • ArcGISのMXDマップファイル(シンボル、主題図等を含む)をSuperMapワークスペースに変換できます。

ARマップ

  • 動画のファイルパス、動画の位置パラメータ等の情報を保存する動画データセットを追加しました。
  • 車両ナンバー識別、ジオフェンシング、バッファ解析、空間クエリ等のAR解析機能をサポートします。

3D

  • 3DXML、IFC、CityGML等のBIMモデルのインポートをサポートします。
  • グリッドデータの表示と閲覧性能を向上させるグリッドデータのグリッドキャッシュ生成機能をサポートします。

レイアウト

  • マップシリーズ機能をサポートして、アトラス印刷を実行できます。

 
マップ移行の実行:ArcGIS MXD(左)からSuperMap SMWU(右)


3Dモデルの表示(ゼンリン・3D都市モデル)

SuperMap iDesktopX 10i の構成とライセンス

SuperMap iDesktopX 10i には4つの【エディション】を用意しています。[スタンダード]、[プロフェッショナル]、[アドバンス]のエディションには、必要に応じて【拡張プラグイン】を追加でお求めいただくことができます。各エディション、拡張プラグインの機能とライセンスの対応関係については、SuperMap iDesktopX 10i のエディション・拡張プラグインをご覧ください。

お問合せ

日本スーパーマップ株式会社 プロダクツ営業部門

TEL 03-5419-7912
E-Mail sales@supermap.jp

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