日本スーパーマップトップページ

お知らせ

[ 製品についてのお知らせ ]

2016.9.5

3DGISとVRを共に踊らせてバーチャルな地理空間の臨場感を創出

SuperMap GIS 8Cはバーチャル・リアリティーデバイスをサポートできるようになりました!

SuperMap3D GISとOculusRIFヘルメットが見事に連動し、3D GISによる全く新しいスマート・センシングの時代を切り開いたのです。迫真的な3Dモデルを堪能する時、また真実な斜め撮影モデルをローミングする時、さらにBIMモデルの繊細さに驚嘆させられる時、あなたには、何がバーチャルで、何が現実か見分けがつくでしょうか。

もはや新しい技術ではない「VR」

バーチャル・リアリティー(VR)と言えば、近年興った最新の技術だと考える方が多いかもしれませんが、実は20世紀50~60年代に、すでにVRの概念が生まれており、1968年には、最初のVRデバイス――The Sword of Damocles(ダモクレスの剣)が誕生しています。VRはもう50年近い歴史を持つ技術なのです。

しかし、VRが近年やっと脚光を浴びて、注目が広がったのも確かです。特に2014年にFacebookは、20億ドルの大金を投じて、バーチャル・リアリティー企業Oculus社を買収しました。これにより、バーチャル・リアリティーに対する好奇心と興味が一気に広がりました。Facebookのあとを追って、多くのハイテク企業は次から次へとVRに参入し、バーチャル・リアリティーを大衆の視野に持って入りました。

VRと3D GISのストーリー

バーチャル・リアリティーは、構築されたバーチャル空間において実世界と同様な体験を提供できる新しい媒体を創出しています。
VRデバイスによってもたらすのは、文字、画像、オーディオと映像などの方法が比べものにならないほど強烈な視覚的刺激とインタラクティブな直観的体験です。しかもこのような体験は極めて廉価なコストで実現できるのです。

私たちがさらに関心を持つのは、VRデバイスが革命的なニューメディアツールとして、ゲームや映画などのエンタテイメント業界で絶大な人気を得ているばかりでなく、3D GIS領域でも、3Dシーンのインタラクションを可能にし、3D GISの画面を2Dスクリーンでしか閲覧できない状況を一変したのです。3D GISの迫真的なバーチャル空間をリアルに体験させる素晴らしいメディアに、GISに専念してきた弊社開発スタッフは感動させられずにはいられません。

しかし、感動より行動だ!弊社開発チームは、迅速に開発作業に着手しました。その結果、SuperMapGIS8Cがバーチャル・リアリティーデバイスをサポートできるようになりました。

SuperMap 3D GISは、OculusRiftをサポートします

3D GIS + OculusRiftにより、陶酔型3D体験を創出します

SuperMapをプラットフォームとするソフトウェアなら、VRデバイスを接続するだけで、新しいメディアがもたらす陶酔型3D体験をエンジョイすることができます。例えば室内ローミングを例にしましょう。利用者は3Dヘッドセットを付けると、瞬時に別空間に移動したかのような感じで、目の前に現れる部屋は、本物とそっくりのサイズと映ります。2Dの画面表示とは異なり、目の当たりにするモデルの立体感には強烈なインパクトがあります。

VR装置によって提供される360°全方位視覚機能を使えば、もはやスクリーンの物理的区域制限を受けず、頭を回せばどの方位のシーンも自由自在に鑑賞できます。歩行モードにすれば室内をぶらぶらする感じで画面を見ることもできます。

OculusRift社の3Dヘッドセットを使えば室内ローミングを体験しましょう

あなたが得た体験は、迫真さを極めるものに違いありません。このような臨場感は、単にバーチャル・リアリティーをサポートするだけでは実現されません。こうした効果実現の背後には、データモデルの統合や3Dモデルの表現方法及び操作機能におけるトータルなサポートを提供できるSuperMap3Dの技術背景があるからです。

斜め撮影とBIMによるバーチャル地理空間の構築

システムの最も重要な要素はデータです。3DGISも例外ではありません。豊富な3Dモデルのデータは3DGISによる全方位な地理空間を実現するための重要な基礎です。手作業による精密モデルから斜め撮影モデルやBIMまで、SuperMapは多様なモデルのデータ搭載をサポートします。斜め撮影モデルはマクロな地理空間の展示に適し、BIMはミクロのモデルとして室内空間の展示に用いられます。マクロデータとミクロデータの見事な連携により、屋外から屋内まで、地上から地下までのバーチャル地理空間の環境構築を可能にしました。

3Dの特殊効果による迫真的な3Dシーンの構築

現実世界では、雨雪の天候変化があり、水面が風のために揺れ動き、車が道を走ると、太陽に照射されると車体の影も変わる……。モデルに頼るばかりでは、真実な世界を還元するのに力不足です。それを補うために、SuperMap3Dは一連の3D特殊効果を提供し、その綺麗な可視化効果は迫真的な3Dシーンの構築に画竜点睛の役割を発揮しています。

炎、雨雪、花火、爆発などの粒子効果を提供できます

気象シミュレーションや応急演習に使えます

人物の歩行や車の流れのシミュレーション

3Dの面充填記号により、静止状態あるいは波がきらきらと輝く水面をシミュレーションします
リアルタイムに倒影を反射します

ダイナミックに映像効果を見せます。

衝突測定に基づく優れた操作体験

モデルデータと3Dの特効の連携で、視覚的には真実な世界とできるだけマッチするバーチャルな地理空間を構築できていますが、閲覧操作をしますと、バツが悪く感じる場面に出会うこともあります。 利用者はあたかも超能力を持っているかのように、建物の壁を思うままに通り抜けてしまいます。このような物理法則に反する“壁透かし術”は、大きなバグであることはいうまでもありません。 しかし、バーチャルな空間に存在する「壁」が人の移動を阻むためには、衝突検測能力を持たなければなりません。

SuperMap 3Dは、衝突検測をサポートします。カメラと物体とは衝突したかどうかをリアルタイムに検測し、適切な処理を施します。

さらに、衝突検測までの限界値を設定することによって、利用者が設定した一定の範囲内で3Dシーンを観察することができます。斜面や階段に出会えば、階段の上り下りやエレベーター乗りの効果を体験することができます。壁にぶつかる時は鈍角の方向に沿って、進路を見つけることができます。

上の各機能に加えて、SuperMap3Dは、キーボードによるコントロール、自動歩行、自動ランニングなどの走行モデルを用意しており、迅速且つ精確な室内衝突検測と組み合わせて、抜群の迫真さと陶酔感を可能にしています。

室内の観覧

SuperMap3DGISとOculusRIFTヘルメットが見事に連動し、3DGISによる全く新しいスマート・センシングの時代が切り開かれました。迫真的な3Dモデルを堪能する時、また真実な斜め撮影モデルをローミングする時、さらにBIMモデルの繊細さに驚嘆させられる時、あなたには、何がバーチャルで、何が現実か見分けがつくでしょうか。

映画「マトリックス」の中抵抗運動指導者Morpheusが救世主Neoとの初対面で言ったように、「何が“真実だ”というのですか?あなたどのように“真実”を定義しますか?あなたが見たもの、触ったもの、感じ取ったものすべてを“真実だ”と思うのは、あなた自身の脳から送られたデジタル・シグナルがあるからに過ぎません。」

お問合せ

日本スーパーマップ株式会社

TEL: 03-5419-7912
E-Mail: sales@supermap.jp

[ 製品についてのお知らせ一覧に戻る ]