[ 製品についてのお知らせ ]
2017.5.17
GEOSPACE 3DソリューションをSuperMap GISで開始
日本スーパーマップ株式会社(東京都港区)は、このたびNTT空間情報株式会社(東京都台東区)のGEOSPACE 3Dソリューションを、SuperMap GIS 8Cシリーズの全製品で提供を開始しました。
NTT空間情報株式会社が提供するGEOSPACE 3Dソリューションでは、用途や利用目的に応じて建物高さの三次元ポリゴンデータ、数値表層モデルデータ、点群データといった3種類のデータを提供しています。建物の高さはビルの階数からの算出ではなく、オルソ画像を制作するための元画像から計算しているため、高精度の高さ情報を算出・提供することが可能となっています。データの詳細は http://www.ntt-geospace.co.jp/geospace/3d.html をご参照ください。
SuperMap GISは、コンポーネントGIS開発キット、クラウドGIS開発プラットフォーム、デスクトップGIS、モバイルGIS開発キットなどから構成するトータルGISプラットフォームです。持続的な技術革新、市場開拓、ノウハウの蓄積を経て、数多くの開発者とユーザーの心強い支持のもと、SuperMap GISは、充実したプロダクツラインナップ、パワフルな機能、広い応用領域を持つ、アジア発最大のGISエンジン・ソフトウェアブランドとなっています。
最新製品のSuperMap GIS 8Cシリーズは、SuperMap UGC(Universal GIS Core)で構築されたもので、UGCは各種OS上で実行できるクロスプラットフォームを可能としたGISコアです。SuperMap GIS 8Cシリーズ製品は、SuperMapの「クラウド・端末の一体化」、「2D・3Dの一体化」、「クロスプラットフォーム」の三つのキー・テクノロジーを取り入れており、従来製品に比べて、より充実した機能と高い性能を備えるGIS製品群です。特に3D空間解析を含めた3D GIS機能は各製品に搭載しており、 3Dソリューションを全方位に提供することが可能です。
SuperMap GIS 8Cは、2D/3D一体化解析機能を提供しています。3D解析は、3Dデータ可視化のもとで行われ、3Dの実用化を実現し、パワフルな解析機能を有しています。3D計測以外に、3つの空間解析機能を提供しています。
3つの空間解析機能
- 2D上でサポートしている多くの空間解析が3Dシーン上でも実行可能で、解析結果を3Dシーン上で表示できます。典型的な2D解析機能として空間解析(バッファ、オーバーレイなど)、ネットワーク解析(最適経路、サービスエリアなど)、グリッドデータに基づく解析(見通し、見通し領域、傾斜角及び傾斜方向など)が含まれています。
- 3Dネットワーク解析機能をサポートし、流れ方向を持った水道網や都市ガス網などのネットワーク構造に対応し、管路破裂が起きた時に上流側のバルブ閉じや影響範囲解析に有用です。
- GPUに基づいた高いパフォーマンスの3D空間解析を提供し、リアル解析、リアル表示を実現しています。機能としては、見通し、見通し領域、動的見通し領域、陰影率統計、スカイライン、断面、等高線、傾斜角及び傾斜方向などが含まれています。
2D/3D一体化解析は三次元空間の情報や諸元を十分利用し、3D GISの実用性を大いに向上させています。
今回提供するソリューションは以下の用途や利用目的が考えられます。
- 都市景観シミュレーション
- 浸水などの災害シミュレーション
- 日照解析、可視領域解析、断面解析、サーフェス解析
- 地上/地下一体、陸海一体の3次元
- 携帯電話の電波伝搬シミュレーション
- i-Construction/CIMやBIM連携
SuperMap 3D デモ
- 製品紹介サイト:SuperMap GIS 8C とは(動画)
https://supermap.jp/video/tokyo3DiDesktopDemo.mp4 - クラウドGIS製品SuperMap iServer 8CでGEOSPACE 3Dソリューション(各種WebGL2.0対応ブラウザ)
https://3dgis.supermap.jp/swebgl/examples/S3MTilesGSTokyo9.html
参考資料
お問合せ
日本スーパーマップ株式会社 営業部
TEL 03-5419-7912
E-Mail sales@supermap.jp
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