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製品情報

SuperMap GIS-主な活用事例

SuperMap GIS は、地理空間情報を活用する様々な分野で、その力を発揮しています。

都市計画・防災分野 では、都市の 3D モデルを構築し、都市開発や防災計画のシミュレーションに活用することで、より安全で住みやすい街づくりに貢献します。
インフラ管理分野 では、鉄道、道路、橋梁、上下水道、通信などのインフラ情報を一元管理し、維持管理の効率化や災害時の迅速な対応に役立てられます。
環境保全分野 では、大気汚染、水質汚染などの環境データを可視化し、環境問題の分析や対策に活用することで、より良い環境づくりに貢献します。
農業分野 では、農地の土壌情報や気象データを分析し、最適な作物の選択や栽培管理に役立てることで、より効率的で持続可能な農業を支援します。
物流分野 では、配送ルートの最適化や倉庫の配置計画に活用することで、物流コストの削減や効率化に貢献します。

SuperMap GIS は、地理空間情報を活用する上で非常に強力なツールです。貴社のビジネスにおいても、SuperMap GIS をご活用いただくことで、様々な課題解決や効率化に貢献できると確信しております。

主な活用事例

SuperMap地理空間AIを活用したJHS地盤評価予測モデル
日立建機Global e-Service[GIS]
山梨県道路GIS
JR東日本鉄道GIS
森林GIS(電子国土賞 特定テーマ賞)

逐次更新中(最終更新2025.2.19)

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SuperMap地理空間AIを活用したJHS地盤評価予測モデル

住宅地盤調査のリーディングカンパニーであるジャパンホームシールド株式会社(JHS)は、全国数百万棟に及ぶ地盤調査・解析データを基盤に、SuperMap iServer 空間 AI 技術を活用し、JHS 地盤評価予測モデルの実用化に成功しました。

この画期的な成果は、建設 DX 推進における重要な一歩として大きな注目を集めています。

詳細資料はこちら

 

日立建機Global e-Service[GIS]

IoT分野における先進的な事例として、日立建機株式会社様が2005年から運用されているGlobal e-Service GISをご紹介します。

Global e-Serviceは、全世界で稼働している建設機械一台一台の稼働状況や保守情報を一括管理するGISシステムです。

各種機械の毎日の稼働時間や位置情報をリアルタイムに確認できるだけでなく、点検やメンテナンス情報、部品交換履歴からコンポーネント交換時期を予測し、部品在庫管理、顧客メンテナンス状況の把握を支援するアプリケーションとも連動しています。

 

山梨県道路GIS

 

建設 IT 分野における優れた事例として、公益社団法人山梨県建設技術センター様の山梨県道路 GIS をご紹介します。

このシステムは、道路台帳、橋梁台帳、トンネル台帳、電線共同溝台帳などのシステム構築とデータ更新を通じて、アセットマネジメントの基礎データ作成を支援するものです。

道路管理において重要かつ膨大な量の道路台帳附図や、橋梁・トンネルを含む道路施設台帳、そして防災カルテと呼ばれる道路防災点検などの施設情報を、オンプレミスクラウド GIS 上で簡単に参照・検索できる点が大きな特徴です。

背景地図にはオープンデータである地理院地図を採用し、CAD 図面をレイヤーとしてそのまま重ねています。

 

JR東日本鉄道GIS

 

土木分野における事例として、「鉄道GIS」をご紹介します。

このシステムは、線路や施設を管理し、鉄道運行指示における重要なサポートシステムとして開発したものです。

東日本全域のオルソフォト(航空写真)を含む大容量のデータを管理しており、閲覧するクライアントはブラウザのみで運用できる点が2022年当時では、大きな特徴となっていました。

このシステムは鉄道の特殊なニーズへの対応を踏まえて、JR東日本コンサルタンツ株式会社様が調査・検討された結果、SuperMapと協力し開発することになりました。当時、鉄道の特殊なニーズがなかなか解決できなかった問題をSuperMapで実現したことで大きな反響を呼びました。

2004年10月の中越地震で上越新幹線が脱線事故を起こした際には、このシステムが修復作業に重要な役割を発揮したことから、ジェイアール東日本コンサルタンツ様から感謝状を頂戴しました。

 

森林GIS(電子国土賞 特定テーマ賞)

 

株式会社興和様の森林GISは、スマートフォンやタブレットで利用できる高精度GPS連動型の森林管理システムです。青森県や岩手県の自治体で導入実績があります。

航空写真、地図、森林情報など、ユーザーが保有する様々な情報を閲覧・検索できるだけでなく、地図作成・着色・印刷といった機能も備えており、森林情報管理の基幹システムとして活用されています。

3次元機能により、山林をまるで鳥の視点から眺めるようにリアルに表現できるため、事務所にいながら森林の分布状況や地形形状を把握することが可能です。特に起伏の多い森林では、その効果を最大限に発揮します。

モバイル森林GIS は、森林調査で電波が届かない場所でもオフラインで利用できます。端末の GPS 機能で目的地まで誘導し、調査地点の森林の形状や属性情報を把握できるほか、写真撮影やメモ記録、移動軌跡の取得など、現地調査を強力にサポートします。放射線線量計などのセンサーと Bluetooth 接続してデータ取得もでき、現地調査に威力を発揮します。

このシステムは、2013 年に電子国土賞 特定テーマ賞を受賞しました。

 

 

 

SuperMap GIS の技術情報に関してはこちらをご覧ください。

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